このブログは、来年一月十二日に函館市公民館で開催するスロバキア国立オペラ公演「椿姫」に関する情報を提供していくものです。
今回公演をするスロバキア国立オペラは、同国に三つある国立オペラのうちのひとつで、中部の都市バンスカ・ビストリッツァを拠点にして活動しています。同オペラは一九九九年以来、冬と夏に来日をし、各地で公演をしています。日本公演の始まりは同オペラのディレクター、ルドルフ・ホロマダ氏と小樽にある森ヒロコ・スタシス美術館の館長、長谷川洋行(はせがわ なだゆき)氏が知り合ったことに端を発します。長谷川氏は、海外で庶民の手軽な娯楽としても認識されているオペラを見て、是非日本にも紹介しようと考え、日本公演をしています。
本ブログを管理・運営している天明伸哉は、この活動に共感し、函館スロバキア・オペラ交流の会を立ち上げ、代表として函館公演をすることになりました。
私見ですが、日本でのオペラは、海外の文化を真摯に取り扱おうとするあまり大上段なものになり、それ故、観客も避けてしまうのではないか、とも思います。函館スロバキア・オペラ交流の会は、今回の公演を通じて、市民の方へオペラをもっと身近に感じてもらいたいと思います。そして、将来的には、公演をキッカケにして、函館市とスロバキア、ひいては、EUや世界とオペラを通じた交流を実現し、市の活性化の一助となることができれば、と考えております。
日本でこのような形での交流が行われている事例は恐らく、ありません(確認はしました。が、事例を知っているという方はお知らせいただければ幸いです)。これは、十五年以上の歴史を持つ市民オペラがあるなど、音楽活動が盛んな函館だからこそできるこではないかと、確信しております。
ご賛同頂ければ、幸いです。
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